消費者金融の資産を差し押さえる
消費者金融大手「上毛ローン上毛與信」(高崎市)が顧客によって破産させられるかもしれないというニュースが流れてきました。会社が破産申告をするケースは珍しくありません。
しかし、消費者金融の顧客が裁判所に破産申し立てをするのは全国初のようです。
この消費者金融は、利息制限法を上回る金利で貸し付けており、顧客から過払い金の返還をさせようと前橋地裁に訴訟を起こされていたようです。
それが経営悪化のため、4月下旬に業務を一時停止していました。
このままでは会社の資産が流出してしまう可能性があると判断した顧客らが、これを阻止するために破産申し立てをしたもようです。
この消費者金融、「上毛ローン上毛與信」は29.2%で貸し付けをしており、今回破産申し立てをした顧客39人の過払い金は計約1860万円にもなるようです。
また、それだけではなく、弁護団によるとこの消費者金融の顧客は総数が約1万2000人にもなるそうで、総額にしたらかなりの金額になりそうです。
訴訟は解決しておらず、和解に至ったのはまだ17人だけのようです。
いま会社の資産がなくなってしまったら、大部分の人が過払い金を手に入れられなくなってしまいます。
当然といえば当然の処置でしょう。
でも、資産を差し押さえるとは、過払い金を返還させられることも知らずにそのまま利息を払っていた昔に比べると、この問題もずいぶんと認知度も高くなったものです。

